第1回IERセミナーを開催しました<コルニヨン外国人客員研究者、角間研究員>(2026年6月29日)

日時2026年6月29日(月)13:30~14:30
場所環境放射能研究所本棟6F大会議室 / オンライン(Zoom)
発表者アマリス・コルニヨン外国人客員研究者
角間海七渡研究員(プロジェクト)
(発表順)
演題Megasolars in Fukushima: The battleground for a new regime of energy governance(コルニヨン)
Radiocesium transfer pathways in Fukushima river ecosystems — A field study focusing on the Japanese mitten crab —(角間)
参加人数24名

環境放射能研究所(IER)では、所属研究者同士の交流、研究活動の推進を目的に、研究成果報告会「IERセミナー」を定期的に行っています。

6月29日(月)に開催した令和8年度の第1回IERセミナーでは、アマリス・コルニヨン外国人客員研究者と角間海七渡研究員(プロジェクト)が発表を行いました。オンライン聴講を含め、研究者や大学院生ら24名が参加しました。

コルニヨン外国人客員研究者は、「福島のメガソーラー:新たなエネルギーガバナンス体制をめぐる対立の現場」と題して、福島第一原発事故後の福島におけるエネルギー転換をテーマにした研究発表を行いました。

角間海七渡研究員(プロジェクト)は、福島の河川生態系における放射性セシウム(137Cs)の移行経路について、回遊性甲殻類であるモクズガニを対象に発表しました。本研究では、森林流域に保持された137Csが、河川水、底質、餌資源を介して生物へ移行する過程に着目しました。胃内容物と体組織を分けて評価することで、最近の摂食による曝露と、より長期的な体内蓄積を比較し、地点ごとの汚染の不均一性や食性の違いが137Cs蓄積に関わる可能性を議論しました。

各発表後には、参加者からさまざまな質問やコメントが挙がりました。

コルニヨン外国人客員研究者が発表している様子
角間海七渡研究員(プロジェクト)が発表している様子
質疑応答の様子