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IER活動記

令和3年度

令和4年3月25日(金) 学位記授与式が行われました。

学位記を手にするトアさんと菊池さん。塚田教授らIER 4階研究室のメンバーと。学位記を手にするトアさんと菊池さん。
塚田教授らIER 4階研究室のメンバーと。

福島大学学位記授与式が行われ、IERで学ぶ3名の学生が卒業の日を迎えました。

ベトナムからの留学生グェン・フォン・トアさんは、塚田教授の指導のもと植物への放射性物質の移行について3年間研究を続け、博士号を授与されました。

菊池美保子さんは塚田教授の指導のもと、帰還困難区域における自家消費用作物への放射性物質の影響について研究しました。長期履修制度を利用し、社会人学生としてお仕事の傍ら3年間学業に励み、無事に修士号が授与されました。

共生システム理工学類から環境放射能学専攻博士前期課程に進学した黒澤萌香さんは、脇山准教授のもとで都市部のため池における放射性物質の動態について研究を続け、今回、修士号を授与されました。博士前期課程修了後は4月から博士後期課程に進学し、引き続きIERで学ぶ予定です。

学位記を手にした3人の晴れやかな笑顔がとても印象的でした。ご卒業おめでとうございます!

黒澤さんは指導教官の脇山准教授とツーショットで。 黒澤さんは
指導教官の脇山准教授と
ツーショットで。
黒澤さんとトアさん 黒澤さんとトアさん

令和4年3月19日(土)環境放射能学セミナーin伝承館2021年度エクスカーションを開催いたしました。

エクスカーションチラシ チラシ・日程表PDF
日 時:令和4年3月19日(土)
行 先:福島県浜通り地域
双葉駅
東日本大震災・原子力災害伝承館
請戸小学校
柴栄水産
道の駅なみえ

IERは令和4年3月19日(土)環境放射能学セミナーin伝承館2021年度エクスカーションを開催いたしました。セミナー自体は昨年の9月に、⼤学等の復興知を活⽤した福島イノベーション・コースト構想促進事業(令和3年度の「復興知」事業で長崎大学が事業主体として採択された人材育成プログラム)の一環として行われましたが、現地見学部分は、新型コロナウイルス感染症の影響で延期になっていたものです。エクスカーションには、福島大学共生システム理工学類の学生ほか、環境放射能学専攻の大学院生、教職員、研究員合わせて16人が参加しました。

双葉駅にて説明を聞いている様子双葉駅にて説明を聞いている様子

「双葉駅」では、双葉町役場の方にお越しいただき、双葉駅周辺を見学しながら、震災当時の避難の様子や現在の復興状況、駅周辺に建設中の公営住宅プロジェクト、町役場の仮設庁舎などの説明をしていただきました。

次に、「東日本大震災・原子力災害伝承館」にて、学芸員の方に説明していただきながら展示ブースの見学を行いました。展示品を実際に収集した当時の様子などの貴重なお話を伺うことができました。

そのあと、福島県初の震災遺構である「請戸小学校」、震災から9年ぶりとなる2020年4月に営業を再開した「柴栄水産」、最後には、鈴木酒造の地酒や大堀相馬焼、ラッキー公園など、多様な展示・販売や体験施設が楽しめる浪江町の復興のシンボルである「道の駅なみえ」に立ち寄りました。今回のエクスカーションで参加者たちは震災被害や復興状況について知る機会を得ることができました。

伝承館にて見学をしている様子 伝承館にて見学をしている様子
請戸小学校を見学している様子 請戸小学校を見学している様子
ラッキーマンホール@道の駅なみえ ラッキーマンホール@道の駅なみえ
集合写真@道の駅なみえ 集合写真@道の駅なみえ

令和4年3月16日 第11回IERセミナー を開催しました。

日 時:2022年3月16日(水)14:30~15:00
発表者:平尾 茂一 准教授
演 題:Investigation of atmospheric radioactivity in Okuma
平尾准教授が発表している様子平尾准教授が発表している様子

環境放射能研究所(IER)では、所属研究者同士の交流、研究内容の研鑽を目的に、所属研究者による研究成果報告会「IERセミナー」を定期的に行っています。 3月16日に開催した令和3年度第11回IERセミナーでは、平尾 茂一准教授が発表を行いました。オンライン聴講を含め研究者、大学院生ら12名が参加しました。

平尾准教授は、大熊町における大気中放射性物質の調査についての発表を行いました。研究の結果、Cs-137の大気中濃度は、2013年から2018年にかけて徐々に低下し、一定の濃度になると横ばいになること、2018年に始まった観測点付近での除染活動により、地面や建物から大気中へのCs-137の放出が続いていることなどについて発表を行いました。

各発表後は様々な質問や意見があがり、活発な議論が交わされました。

質問時の様子 質問時の様子
質問時の様子

令和4年2月13日(日)福島市で第17回研究活動懇談会を開催しました。

福島市の平石集会所にて、研究活動懇談会を開催しました。この懇談会は、研究成果を地域に還元するために2016年より定期的に開催しているもので、当研究所にとって重要な活動です。

詳しくはこちらをご覧ください。

令和4年2月28日(月)-3月1日(火) 第8回成果報告会を開催しました。

2日目の集合写真

IERでは、研究成果を市民や専門家に報告し意見交換を行う場として、毎年成果報告会を開催しています。8回目となる今回は、テーマを「福島原発事故後の環境放射能~研究成果から見える将来~」とし、2月28日、3月1日に開催しました。当初は対面とオンラインでのハイブリッド開催を予定していましたが、新型コロナウイルスの感染拡大によりオンライン開催に変更しました。多くの参加申込みをいただき、専門家向け口頭発表と市民向けシンポジウムにはあわせてのべ約220名の皆様にご参加いただきました。

当日のプログラムなど詳細はこちらをご覧ください。

令和4年1月24日 第9回IERセミナー を開催しました。<ラハマン准教授 アレクセイ特任教授>

令和4年2月17日 第10回IERセミナー を開催しました。<大学院生>

「IERの教員ら(平尾茂一 准教授、高田兵衛 特任准教授)が、IAEAの主催する海水試料の分析に関する技術試験に参加し、見事「Accepted」と評価されました!」

令和4年2月 JST News 2022年2月号(JST広報誌)に掲載されました。

令和3年12月27日(月)第8回IERセミナーを開催しました。
<和田准教授・ヨシェンコ教授>

令和3年12月20日(月) IER特別セミナー (オンライン)を開催しました。
<ロマンチュック博士>

令和3年12月11日(土)郡山市で第16回研究活動懇談会を開催しました。

令和3年11月29日(月)第7回IERセミナーを開催しました。
<鳥居先生特任教授 石庭特任助教 金指研究員>

令和3年11月12日(金) 富岡町との環境放射能研究に関する連携協力ついての申し合わせ調印式を行いました。

令和3年11月11日 駐日ウクライナ特命全権大使セルギー・コルスンスキー閣下が来所しました。

令和3年11月5日(金) IER特別セミナー (オンライン)を開催しました。
<ゲオルグ・シュタインハウザー博士>

令和3年10月29日(金) 中央大学のみなさんが来所しました。

令和3年10月25日 第6回IERセミナー を開催しました。<塚田教授>

令和3年10月18日(月)第5回IERセミナーを開催しました。<大学院生>

令和3年10月11日(月)、12日(火)国際シンポジウムを開催しました。

令和3年10月7日(木) 福島県立福島高等学校の皆さんが来学しました。

令和3年9月27日(月)第4回IERセミナーを開催しました。<難波所長 林准教授>

令和3年9月4日(土)、5日(日) 環境放射能学セミナーin伝承館をオンライン開催しました。

8月30日 第3回IERセミナー を開催しました。<辰野研究員>

8月6日 IER特別セミナー (オンライン)を開催しました。
<石井弓美子 主任研究員>

8月6日 IER特別セミナー (オンライン)を開催しました。
<ウラジーミル・ペトロフ博士>

7月19日 第2回IERセミナーを開催しました。<高田特任准教授>

7月5日 IER特別セミナー (オンライン)を開催しました。
<橋本昌司 主任研究員/准教授>

6月25日 大学院生が福島第一原子力発電所を視察しました。

6月22日、6月29日 IER特別セミナー (オンライン)を開催しました。
<渡辺嘉人 博士>

和田准教授・高田特任准教授による研究プロジェクトがfoRプロジェクトに指定されました。

令和3年6月22日 ヴァシル・ヨシェンコ教授が福島県立福島高等学校で講義を行いました。

令和3年6月21日 第1回IERセミナーを開催しました。<脇山准教授 五十嵐特任助教>

令和3年6月7日 IER特別セミナー (オンライン)を開催しました。
<スタニスラフ・ゲラスキン博士>

令和3年6月1日 IER特別セミナー (オンライン)を開催しました。
<グシエフ・マキシム専門研究員>

令和3年5月18日、5月25日 IER特別セミナー (オンライン)を開催しました。
<トーマス・ジョンソン博士>

令和3年5月17日 IER特別セミナー (オンライン)を開催しました。
<ネロ・ホーレマンス博士>

令和3年4月5日 環境放射能学専攻博士前期課程・後期課程 令和3年度新入生の顔合わせを行いました。