平成28年8月2日 浪江町にて第1回研究活動懇談会を開催しました。

研究所の中でも野生哺乳類の研究を浪江町中心に行っているトーマス・ヒントン教授、奥田圭特任助教、また、ため池や水系の調査を行っているアレクセイ・コノプリョフ教授から各々の研究内容、これまでの成果について報告を行いました。IERのイノシシの研究で非常にお世話になっている浪江町猟友会の方8名にも参加して頂き、浪江町で関心の高いイノシシの生態、現状、その研究結果がもつ意味、対策などについて質問が数多く出されました。

後半には、会場から研究結果のデータによって帰町への影響がどの程度でるものなのか、といった質問も出され、所長より、万が一政策決定に大きな影響がでるような結果が出た場合、関係省庁や住民の方々へお伝えする準備があること、またそのために住民の方とIERの懇談会といった話し合いの場を継続的に重ねていきたいとの展望をお話し、会を締めくくりました。

日時:8月2日(火)午後1時30分から午後4時30分
場所:浪江町本庁舎

奥田圭特任助教
トーマス・ヒントン教授
アレクセイ・コノプリョフ教授