脇山 義史

准教授

所属
環境放射能研究所 放射能地球科学部門 放射能陸域循環学
外部リンク

プロフィール

筑波大学大学院生命環境科学研究科修了 博士(理学) 森林の土壌侵食に関する研究で学位取得。現在は主に土砂移動にともなう放射性セシウムの移行について研究を行っています。

研究テーマ

  • 斜面におけるCs-137の移動
  • 河川流域からのCs-137の流出
  • 閉鎖性水域(ため池)におけるCs-137の挙動

分野

水文地形学

キーワード

放射性セシウム、土砂動態

研究概要

大学院在学中はヒノキ人工林の土壌侵食をテーマとして土砂動態について学びました。学位取得後、中部山岳地域に関するプロジェクトの中で融雪出水の観測や雨水の水安定同位体の測定などの水文学に関する研究を行いました。
震災後の2013年に筑波大学アイソトープ環境動態研究センターに研究員として着任した後、土砂移動にともなう放射性セシウムの移行をメインテーマとして、福島大学に着任した現在もこの研究を継続して行っています。

ひとこと

環境中における放射性物質の挙動を明らかにするためにはさまざまな学問分野の知識が必要となります。広い分野の知識を吸収しながら、この課題に取り組んでいきたいと思います。

好きなもの・趣味

歴史的な何か、音楽を聴くこと

略歴

2004年

九州大学農学部卒業

2006年

九州大学大学院生物資源環境科学府修士課程修了

2010年

筑波大学大学院生命環境科学研究科博士課程修了 博士(理学)

2010年

筑波大学生命環境科学研究科非常勤研究員

2013年

筑波大学アイソトープ環境動態研究センター研究員

2015年

福島大学環境放射能研究所講師

2021年

福島大学環境放射能研究所准教授