土壌アーカイブデータベースシステム
当研究所では土壌アーカイブ試料の有効利用をより一層図るため、土壌アーカイブデータベースシステム(以下、本システム)を整備しました。本システムの利用により、当研究所に所蔵されている試料の閲覧・検索が可能です。
本システムの構成および詳細は以下の通りです。
データベース システム構成 |
(1) 試料情報 (データベース) |
(2) 土壌放射能評価データベースシステム(略称ARASO) |
---|---|---|
内容 | 2011年6月~7月に行われた放射性物質分布調査(第1次調査)の集積データを網羅 | 第1次調査を含む全集積データを地図上で閲覧・検索することが可能 |
公開方法 | 当ウェブサイト上で公開 | 当研究所内の端末PCで公開 ※ 2023年度を目途に, 放射能環境動態・影響評価ネットワーク共同研究拠点(ERAN) 内 のPCでも利用できるよう更新作業を予定 |
利用条件 | 自由に利用可能 | 利用申請が必要 |
● 第2~7次深度分布調査試料(U8容器,または袋入り約6,000点)等
※土壌放射能評価データベースシステム(略称ARASO) を利用する場合は、別途アーカイブ試料利用検討委員会 事務局へ「土壌アーカイブデータベースシステム利用申請書」を提出していただき、一定条件のもと審査を経て利用の可否を決定します。本システムの利用申請の流れを下記よりご確認後、担当者へご連絡ください。
(1) 試料情報(データベース)
▼ 本試料情報の特徴〇 当研究所にて保管している試料とリンク。
→データベースにある試料を検索し、実際に利用すること(貸出、分取)ができます。
〇 2011年6月~7月に行われた放射性物質分布調査(第1次調査)の集積データを網羅。
→第2次調査時以降のデータ等についても保管しているため、別途お問合せ下さい。
〇 下記リンクボタンから自由に利用可能。
→土壌アーカイブ試料の検索用等に、ご自由にお使いください。※形式:Excelブック(44MB)
(2) 土壌放射能評価データベースシステム (ARASO)
▼ 本システムの特徴「土壌放射能評価データベースシステム(Assessment Database System for Radioactivity in Soil:略称ARASO)」は、位置情報を有する環境試料分析結果を集中管理するとともに地図上に重ねて描画する分析結果の空間分布図生成を主な機能として、研究者間の情報共有のプラットフォームとして開発されたシステムです。 根幹となる処理エンジンとして測定値空間分布描画データベースシステムDBMappeR(VIC製)を導入して、放射能環境動態に係る影響評価の研究に有用な機能をカスタマイズ整備して構築されています。
〇 当研究所に設置された端末PCにて利用可能。
→本システムのご利用には利用申請および審査が必要です。
1.利用のご相談
・利用規定および注意事項を確認してください。
・所蔵する試料、当該システムの詳細につきましてはアーカイブ試料利用検討委員会 事務局までお問い合わせください。
2.申請書の提出
・「土壌アーカイブデータベースシステム 利用申請書」(申請書 様式2)に利用目的を明確にご記入ください。利用可否の判断に必要です。
3.利用可否の審査
・福島大学環境放射能研究所 アーカイブ試料利用検討委員会 事務局により、利用目的が妥当であるかの審査を行います。
・利用の可否はメールでお報せします。
4.利用について
・当研究所での利用となりますので、担当者に別途来所日程についてお問合せください。
・申請目的以外の利用(転用、転載等)は行わないでください。
5.研究が終了したとき
・成果には、当研究所の所有する試料を用いたむ旨を謝辞等に明記し、公表する際には、概要と公表場所をアーカイブ試料利用検討委員会 事務局に報告してください。
問い合わせ
福島大学環境放射能研究所 アーカイブ試料利用検討委員会 事務局
電 話:024-503-3046
メール: ier-ssa@adb.fukushima-u.ac.jp