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IER活動記

IER活動記

平成29年8月23日 福島高校のサイエンスダイアログで授業を行いました。

平成29年8月23日、福島県立福島高等学校3年生約40名へ向けて、イスマイル・ラハマン准教授が授業を行いました。これは、スーパーサイエンスハイスクールの指定を受けている福島高校の取り組みの一つで、英語で最新の科学について外国籍の研究者から授業を受けるサイエンス・ダイアログというプログラムです。すべて英語での授業でしたが、授業中や授業後も、高校生から積極的に質問が寄せられ、専門的な内容もよく理解されていました。これからも、こうした若い世代へ研究について伝える活動にも取り組んでまいります。

平成29年7月26日 田野瀬太道文部科学大臣政務官・内閣府大臣政務官・復興大臣政務官がSATREPSプロジェクトを視察。

平成29年7月26日、田野瀬太道文部科学大臣政務官・内閣府大臣政務官・復興大臣政務官に、本研究所がウクライナで取り組んでいるSATREPSプロジェクトをご視察いただきました。チェルノブイリ原発事故30年以上の経過後も、課題が収束しない現地において、立入禁止区域内にある原発冷却水供給源であったクーリングポンド、10km圏内の森であるレッドフォレストの現状と福島との比較も含め、研究プロジェクトの意義について説明を行いました。

レッドフォレスト近くの高線量地区にて 左:田野瀬政務官、右:五十嵐研究員

平成29年7月29日 アクアマリンふくしまにて第4回環境放射能研究所研究活動懇談会を開催しました。

平成29年7月29日、環境放射能研究所研究活動懇談会をアクアマリンふくしまにて開催しました。
第4回となる今回はサブタイトル「海域の放射能汚染:これまでとこれから ~福島県の漁業復興に向けて~」とし、本研究所からだけでなく、震災後に研究に取り組んでいる、福島県内水面水産試験場、東京海洋大学、中央水産研究所、ふくしま海洋科学館(アクアマリンふくしま)より、それぞれの専門分野におけるふくしまの海について報告、発表を行いました。
研究者報告の後は発表者と会場との意見交換を行い、発表内容に関する疑問や今後、知りたい調査内容についてのコメントなど、活発な議論が交わされました。
これからも、この会を各地で開催いたしますので、お近くにお越しの際は、お立ち寄りください。

平成29年7月19日 海外の大学院生による研究成果発表を行いました。

5月から約2か月、イギリスとアメリカの3大学(ポーツマス大学、ジョージア大学、コロラド州立大学)から8名の大学院生が来日し、環境放射能研究所で研究活動を行っています。それぞれの研究テーマに沿って研究指導を行った本研究所の研究者が見守る中、多岐に渡る環境放射能研究の成果発表会を行いました。彼らの研究生活をボランティアで支えてくれた福島大学の学部生も駆けつけ、約30名が参加しました。

平成29年7月7日 ICRPと福島県立医科大学の皆様と研究交流を行いました。

福島で行われる会議のために来日したICRP(国際放射線防護委員会)の皆様13名と福島県立医科大学の皆様3名が来所されました。本棟見学後、6F大会議室にて本研究所紹介および若手を中心とした研究発表を行いました。限られた訪問時間の中、多くの質問が飛び交い、有意義な研究交流の場となりました。

平成29年7月5日 平成29年度学長学術研究表彰受賞記念講演にて和田准教授が講演を行いました。

福島大学では、研究者を対象とする表彰制度として「学長学術研究表彰」を制定し、先進的又は独創的な研究を実施している研究者等の特筆すべき研究成果をたたえるとともに、その研究成果と研究内容を学内外に広めることにより、本学教員の研究意欲の向上、更なる研究の活性化及び科研費や共同研究費などの外部研究資金の獲得の推進に取り組んでおります。

日 時 平成29年7月5日(水)13時30分~16時00分
場 所 福島大学 経済経営学類大会議
講演テーマ 「魚類の生態特性に応じた放射性セシウム汚染実態の解明 ~福島県の漁業再開に向けて~」
和田敏裕准教授

平成29年6月18日 福島大学環境放射能研究所「施設見学会および研究紹介」を行いました。

先日竣工した環境放射能研究所で、主に福島大学近くにお住まいの方を対象に「施設見学会および研究紹介」を行いました。本研究所は住民の皆様のご協力のもとで研究活動を行っており、皆様に研究内容を知っていただきたく開催しました。今回約70名に参加いただき、研究員2名による講演と施設内の見学を行いました。

日 時 平成29年6月18日(日)10時~12時
場 所 福島大学環境放射能研究所 6階大会議室
研究紹介 「福島の野生生物への放射線量と健康影響に関する研究」
  トーマス・ヒントン 教授
「2011年の東電福島第一原発事故後の農業環境における放射性セシウムと内部被ばくについて」
 塚田 祥文 教授

平成29年6月16日 研究所本棟竣工式を行いました。

平成29年6月16日、研究所本棟竣工式を行いました。研究室・実験室の整備により、これまで以上に連携機関や共同研究機関との研究をより活発に進めることができるようになり、その成果が期待できます。
福島及び日本そして世界に貢献し、環境放射能の国際的先端研究拠点として発展できるよう、引き続き努力していく所存です。

平成29年6月5日 和田准教授が平成29年度学長表彰を受彰しました。

平成29年度学長学術研究表彰の表彰式が行われました。環境放射能研究所から和田敏裕准教授が受彰されました。受賞理由は以下のとおりです。

【業績名】
魚類の生態特性に応じた放射性セシウム汚染実態の解明:福島県の漁業再開に向けて(平成27年度日本水産学会水産学奨励賞受賞)

【業績内容】
本賞は、研究に精進し、将来の発展が期待される40歳未満の研究者に対して授与されるものである。受賞者の論文においては、栽培漁業対象種として重要な希少カレイ類の生態研究を精力的に実施し、栽培漁業技術の開発、向上に大きく貢献した点や、岩手県宮古湾をモデル海域として本種の好適放流手法を確立し、種苗放流の有効性を明確に示すなど、国際的にも高い評価を受けている。また、原発事故以降、福島県沖で採捕されたカレイ類を含む魚介類の放射性セシウム濃度が着実に低下している実態を示すなど、福島県や東北海域の漁業復興に大きく貢献した点が評価された。本受賞は奨励賞表彰に値し、今後より一層の活躍が期待される。

平成29年5月29日 国際協力研究プロジェクト『チェルノブイリ災害後の環境管理支援技術の確立』キックオフミーティングを開催しました。

福島大学環境放射能研究所が代表研究機関として本年度から開始する、国際協力研究プロジェクトのキックオフミーティングを、ウクライナ国キエフ市において開催しました。日本、ウクライナ両国の研究者、関係者が一堂に会し、本プロジェクトの取り組みをウクライナ国内に向け発信しました。
この事業は、地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(Science and Technology Research Partnership for Sustainable Development)の環境・エネルギー部門 平成28年度(2016年度)採択事業です。

●日時:2017年5月29日
●場所:ウクライナ環境・天然資源省(ウクライナ国キエフ市)

主な出席者
・ウクライナ環境・天然資源省大臣 オスタプ・セメラーク氏
・ウクライナ環境・天然資源省立入禁止区域管理庁長長官 ヴィタリー・ペトルーク氏
・ウクライナ駐箚日本国特命全権大使 角 茂樹氏
・福島大学理事・副学長 小沢喜仁
・福島大学環境放射能研究所長 難波謙二
・科学技術振興機構(JST) 中静 透
・国際協力機構(JICA) 吉田早苗
・Vyacheslav Shestpalov : Presidium Advisor of NAS Ukraine
・Serhii Kiriev : Director of Ecocenter, Chernobyl

平成29年5月29日 UNSCEAR第64回年次総会サイドイベントにて招待講演を行いました。

塚田祥文副所長は、オーストリア国ウィーンで開催された「2017年UNSCEAR第64回年次総会」サイドイベントにて招待講演を行いました。2011年東京電力福島第一原子力発電所事故後の福島の農業環境における放射性セシウムと飲食物による内部被ばく線量について、講演を行いました。

平成29年5月23日 foRプロジェクト交付式が行われました。

福島大学では、「『21世紀的課題』が加速された福島での課題」の解決に結びつく研究を重点研究分野として指定し、研究費を重点配分する「foRプロジェクト」を実施しています。本年度は審査会を経て、3件の研究プロジェクトが指定され、そのうちの一つとして本研究所のヒントン教授を代表とする【原発周辺地域における放射線被ばくが野生生物に与える影響の解明】が選ばれました。foRプロジェクトの指定を受けたことで、さらなる研究成果を目指して、活動してまいります。

タイトル:原発周辺地域における放射線被ばくが野生生物に与える影響の解明
研究代表者:トーマス・ヒントン
共同研究者:難波謙二、和田敏裕、石庭寛子

平成29年4月25日~27日 ベルギーのブルージュでCOMETプロジェクトの最終ミーティングが行われました。

COMETは、COordination and iMplementation of a pan-Europe instrumenT for radioecologyの頭文字で、ヨーロッパを中心とした放射生態学のプロジェクトです。福島大学もメンバーとして参加しています。
塚田教授が「Fukushima Radioecological Observatory in Yamakiya」のタイトルで、川俣町山木屋地区の観測サイトの結果について報告しました。

また、和田准教授が「Spatiotemporal changes of radiocesium concentrations in marine fishes in Fukushima」のタイトルで、福島沖の海産魚類の放射性セシウム濃度の時空間分布と沿岸漁業の復興状況について報告しました。

このほか、以下3題のポスター発表を行いました。
塚田教授「Fukushima COMET Workshop in Iizaka, Fukushima」
青山教授「Long term behavior of TEPCO Fukushima NPP1accident derived radiocaesium in the coastal region of Japan and the North Pacific Ocean through the end of 2016: A review」
和田准教授「Radiocesium concentrations in freshwater fishes inhabiting ponds near the Fukushima Dai-ichi Nuclear Power Plant」

本プロジェクトは今回で終了しますが、今後も福島の長期的な観測が重要であることを多くの研究者が指摘していました。

ブルージュは水路に囲まれた美しい都市。今後の共同研究関する打合せも行い、有意義なミーティングとなった。

平成29年5月8日 ポーツマス大学から研究員が来所しました。

ポーツマス大学からAdélaïde Lerebours氏とMartin Devonshire氏が来所しました。約2週間程、和田准教授と共同研究を行います。


(左から)和田准教授、Devonshire氏、Lerebours氏

平成29年4月25日 INUDECOにて講演を行いました。

INUDECOにて、マーク・ジェレズニヤク特任教授と内村等室長が講演を行いました。

平成29年4月14日 IER Openセミナー「福島原発事故後の環境回復に向けた新技術の開発」

東電福島原発事故後、日本原子力研究開発機構と共同で福島の環境回復に関する研究を進めてきた米国ローレンス・バークレー研究所の村上(Wainwright)治子氏によるセミナーを開催しました。
講師:村上治子先生(米国ローレンスバークレー研究所)
日時:平成29年(2017年)4月14日 13:30から
場所:福島大学共生システム理工学類募金記念棟会議室